長瀞の蝋石
- agyoag
- 2006年9月29日
- 読了時間: 2分

埼玉県の景勝地で岩畳やライン下りで有名な長瀞では、長瀞名産の蝋石(ろう石、石筆、滑石)を売っていましたのでお土産に買ってきました。
写真1は鉛筆型にカットしてある色の付いた蝋石です。
写真2は形もバラバラでいかにも端材の詰め合わせといった感じの蝋石です(大きさの比較のため、右端に写真1の鉛筆型ロウ石1本を入れてあります)。
写真3は写真1の着色蝋石の表面を軽く擦ったものです。実際に着色されているのは表面だけであることが分かります。当然色を塗ることはできません。
よく考えると安い蝋石の内部までしっかりと着色することは無理だと分かりますが、観光地のお土産屋さんの店頭ではつい買ってしまいます。
この場合着色によりどのくらい値段が変わっているのかに興味を持ち計算してみました。
写真1の着色蝋石 1セット100g 300円 1gあたり 3円 写真2の無着色蝋石 1セット450g 100円 1gあたり 0.222円
3円 ÷ 0.222円 = 13.5倍 表面に色を塗っただけで実に13.5倍になった勘定です。
不景気だし一見の客だから高く売っているのではないかと疑いたくなります。蝋石は子供が描いて楽しむものです。見かけだけ色を塗って売るような姑息なことを考えるのではなく、リピーターを増やすような対策に努力してほしいものです。
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